医療の会計・税務は、特殊で難しい、というイメージを多くの先生方がお持ちのことと思います。難しいというイメージを作っている要因の一つに「医療法人制度」があると思います。 そもそも、医療法人ですから、会社法上の会社とは区別されています。しかし、我々税理士は、通常、会社を顧問先としますから、法人とつくとどうしてもいわゆる会社と同じように考えてしまいます。 例えば、「医療法人の社員」と「会社の社員」の違いを明確に説明できるでしょうか? それだけではありません。医療法人は、医療法の定めに従う必要があります。それゆえ、医療法も理解しておかなければならないのです! しかし、医療法をわざわざ一から学んでいる会計人はほとんどいないでしょう。時間的に無理だと思います。 そこで、医療専門の税理士として30年以上の安部勝一先生に今回もご登場いただきました。安部先生のCD・DVDは、毎回「勉強になった、そうすればよかったのか!」と大好評です。 今回も、長年の経験から、医療機関の顧問先の担当者として医療法人制度についてここまで知っていれば、安心というところまで、分かりやすく解説いただきました。 医療法や医療法人制度等、膨大な範囲の中から、本当に実務に必要なところだけを選んでの解説です。簡単に話しているように聞こえるかもしれませんが、ポイントだけにしぼる、必要ないところをカットするというのは、内容を本当に理解していないとできないことです。その重みを感じながら、ぜひ聴いてください!
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