これだけは押さえておきたい・・・
(2013年6月)

「融資してください」ではなく、
「融資させてください」と仕向ける

「融資させて下さい」と言わせるための
銀行取引の教科書
松波会計事務所
所長 税理士
松波 竜太 氏

 中小企業金融円滑化法が2013年の3月に終了いたしました。金融庁は円滑化法終了後も変わらぬ対応を金融機関に求めていますが今後はどうなるのでしょうか。

 今のところ銀行側の態度が変わったとの声はあまり聞きませんが、今後多くの企業の決算書が出てきます。その決算書が出てから、銀行の態度が変わってくるのではないかと多くの方が予想しています。また、国は二枚舌で今後は間違いなく厳しくなるという意見もあります。

 どちらにせよ、今までは非常に銀行交渉がしやすい状況にありましたが、今後はそう簡単にはいきそうにはありません。

 そこで今回は銀行取引の方法について、数々の顧問先の借入に成功してきた松波先生にその取引の方法をお話しいただきました。

 松波先生は日頃から銀行との取引を分析されてきました。そして、銀行の体質や性格を分析して、そしてどう交渉していけばいいのかを体系的にまとめていらっしゃいます。『「融資してください」と言ってはいけません。「融資させてください」と言わせるのです』とおっしゃっています。

 では、具体的にどうすれば良いのでしょうか?

 まず第1巻では、徹底的に銀行の体質や傾向についてお話しいただきました。そして、第2巻では、相手を知ったうえで、それを踏まえて具体的にどう行動していくかを解説。第3巻では、銀行が特にチェックする決算書について、どのように作ると有利になるかをお話しいただきました。

 ぜひ戦略的にせめて、銀行側から「融資させて下さい」という言葉を引き出してください!


「「融資させて下さい」と言わせるための
銀行取引の教科書」

松波 竜太 氏
第1巻  知ることから始まる! 銀行の性格と体質
第2巻  相手を知ったらこう動く 融資を実現させるための具体的行動
第3巻  効果大! 銀行交渉に決算書はこう準備してこう使う
◆プロフィール◆
大手OA機器商社・会計事務所勤務を経て、現在、松波会計事務所所長。本業の決算、税務申告・相談を行う傍ら、会計データの統計解析法を研究する。帰納的アプローチにより企業の経営課題を分析し、その成果をクライアントである中小企業にフィードバックしている。