医療機関の顧問先にどう対応するか? 医業の会計は独特のものがあります。医業会計を難しくしている、独特のものとして 1)医業収入の分類と収入のとらえ方 2)レセプト総括表の見方と収入の全体像 3)医業未収金一覧表の作成 4)医業原価 5)医業所得の計算方法 6)確定申告における措置法26条と消費税 7)医療法人の基礎知識 8)医療法等、医療関係の法律の知識 等々、通常の個人事業主や株式会社等の法人と異なる項目が山とあります。 この処理方法をどうやって身に付けるか? 最初は誰かに教えてもらわないとできないと思います。 しかし、これを体系的に教えることができるのは、ある程度医療の顧問先数があって、慣れている人でないと難しいと思います。それゆえ、医療機関の顧問先が新規でできた場合、現実的には、正直、よく分からない状態の中で、手探りで進めなければならないのではないかと思います。 今回、この医業会計の基礎を、医療専門で30年以上の経験を持つ、税理士の安部勝一先生に解説いただきました。 本来なら、医療専門の事務所に入所して、担当を持たないと教えてもらえない内容だと思います。安部先生の事務所で実際に使っている帳票を用いながらの解説です。ぜひ、長年の経験から培われたノウハウを吸収してください。
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