昨年の下半期にお問合せいただいたなかで、急に増えたのが、今月の新作としてお届けいたします「収用」に関するものです。 都市部において、再開発に伴う道路拡幅工事等の収用事業が多くなってきていますので、実務でご対応される先生が増えたのかと思います。しかし、そんなに頻繁にある実務ではないためか、いざ実務に直面すると「??」となってしまうのかと思います。 そこで、今回は元東京国税局で長年資産税等の業務に従事され、現在はそのご経験を活かし、税理士先生の実務のご相談対応をされている遠山敏之先生にお話いただきました。 遠山先生も収用に関する相談が増えたと感じており、今回は収用の税務と実務上の注意点だけでなく、相談されてわかった、よく先生方が勘違いして間違っている事例もお話いただきました。 収用の実務を行うに当たり調べられたことがある先生方はお分かりいただけるかと思いますが、収用等の課税関係についてはあまり整理されている資料がありません。そこは遠山先生も今回ご講演いただくにあたり、かなり気を配ってくださり、補償金の種類や所得区分、またその課税関係等を図表等を駆使してまとめていただきました。 収用の税務に直面している先生だけでなく、収用の税務について整理しておきたいとお考えの先生にもオススメの内容となっております。
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