「借地権」。税理士先生にとってやっかい極まりないこの課題に対して、レガシィもさまざまな商品をリリースさせていただきました。 しかし、ここ数年は「基本に返った」ものはあまりリリースしておらず、お客さまから「借地権の基本から勉強したい」というご要望を非常に多くいただいております。 実務ツールマニュアルの「借地権完全理解マニュアル」では、入口から出口までの評価方法を解説しておりますので、それ以外の分野からアプローチをしているのが、今回の今仲清先生の借地権です。 相続税・贈与税の視点から、借地権の種類を特定するための変遷を第1巻で。そして、第2巻では、そもそも借地権がそこに存在しているのか、いないのかを解説。実はこの判断がその土地の評価を分ける大きな要素となるのです。 最後には、今仲先生が今まで遭遇したさまざまな実例を元にケーススタディで解説していただきました。 実地での練習が知識を定着するには何より有効な手段です。また、まったく同じ事例ではなくても、近い事例を見つけることによって、現在の実務課題への解決法が見つかるかもしれません。 今仲先生は借地権のプロフェッショナルであり、造詣の深い知識から解説される借地権の仕組、評価方法は、今後の実務で存分に生かしていただけると思います。
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