現在の厳しい経済環境下でも、医療に関する顧問先は比較的高い顧問料のいただける長く付き合いたいお客様であることが多いと思います。 そんな医療のお客様とは、税務だけでなく、ドクターが関心を持っている事柄についても情報収集しておいて、話題に上がったときに、ドクターから知らないのでは話にならない、と思われないようにしたいものです。確かに、税理士としての守備範囲は税務です。しかし、ただ税金の申告だけをしていればよいか、と言ったらそうではないことはみなさん十重承知のことと思います。実際に、ドクターの関心事は税金のことだけではありません。 例えば、今回取り上げている「サービス付高齢者向け住宅」は、トピックとして医師会の集まり等でお医者さんの間ではよく話題になるそうです。こうした情報に対して、ドクターから見たうちの顧問税理士は レベル0 サ高住を知らない レベル1 サ高住を知っている レベル2 サ高住について私より詳しい レベル3 サ高住について話題提供・提案してきた のように見ている、と聞きました。毎月の顧問料を払っているドクターの側から見れば、よりよい情報を提供してくれる税理士の方がよいに決まっています。 それゆえ、少なくとも、知っていて、なぜ、ドクターが関心を示すのか? というところまでは押さえておきたいものです。 そこで、今ドクターに注目されているサ高住と介護保険施設である老健について制度内容はもちろんドクターにとってのメリット・デメリットまで解説いただきました。講師は医療でお馴染みの湯澤先生です、実際に、ドクターに提案しているからここまで話ができるのだと思います。
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