これだけは押さえておきたい・・・
(2012年10月)

税理士がよく間違えている
土地の過大評価事例とは

土地の過大評価の実例とその防ぎ方
みらい総合鑑定代表・不動産鑑定士
鎌倉 靖二 氏

 人間慣れているとちょっと書類等を見たときに「あれ、何かおかしいな?」と気がつくことがあると思います。しかし、逆に慣れていないと、なかなかおかしいところに気が付きませんし、見るポイントがわからず、結局なんとなくそのままいってしまうということがあるかと思います。

 今回お話いただいた鎌倉靖二先生は不動産鑑定士として全国各地でご活躍されており、既に1,000件超の鑑定を行っております。その豊富なご経験から税理士先生の評価のサポート業務も行っています。そのため、日頃から税理士先生が評価したものを目にすることが多いそうです。

 そこで鎌倉先生に今回お話いただいたテーマが『税理士がよく間違えている、見落としている土地評価』についてです。

 すべて鎌倉先生が実際に行った事例ですので、図面や写真などを挙げて解説しています。また、目からウロコなのが、「どうすれば過大評価しないで済むか」というポイントをお話いただいている点です。単に事例解説にとどまらず、判断のポイントなども含めお話いただいておりますので、評価のご経験が少ない先生や現在案件を抱えている先生に特にオススメです。

 土地評価のなかで最も悩ましい『広大地』を含め、うっかり見落としている、勘違いしていたなどの税理士がついついやってしまっている過大評価事例を集めて解説いただきましたので、反面教師ではないですが、是非参考にしていただければと思います。


「税理士がよく間違える
土地の過大評価の実例とその防ぎ方」

鎌倉 靖二 氏
第1巻  役所調査をしなかったことによる過大評価
第2巻  路線価・倍率評価が時価より高いことに気付かなかったことによる過大評価
第3巻  減価要因を勘違いしていたことによる過大評価
◆プロフィール◆
不動産鑑定士。明治大学卒業後、大和ハウス工業(株)を経て、不動産鑑定業界へ。2010年3月に新宿にてみらい総合鑑定開業。日本全国の不動産1,000件超の鑑定、調査及び仲介業務を行う一方で、全国各地で土地評価に関するセミナー講師としても活躍している。