業績の悪い時によくあるセリフに「コスト削減しましょう!」というアドバイスがありますが、会計人としては気をつけなくてはいけない時があると思っています。 要は、かけるべき経費と見直すべき経費があるということです。 具体的に例で示してみます。 かけるべき経費 ・給料等の人件費 ・IT等への投資 ・広告宣伝・販売促進等の未来費用 見直すべき経費 ・評価基準のない賞与 ・利用度の低い福利厚生施設 ・社内努力や工夫で削減できる経費(旅費交通費、通信費、水道光熱費等) ・過去に入ってその後見直してない生命保険・損害保険 ・売上に影響を及ぼさない地代家賃 上記はあくまで一例です。 場合によっては、人件費自体も見直す必要もあるかもしれません。 ここで大事なことは、P/Lだけで判断するのではなく、コストの見直しの際は、元帳をはじめ基礎資料までさかのぼる必要があるということです。 みなさんはどこまで見切れていますか? |