会計事務所で働いており、数字を扱っているとどうしても数字からアドバイスをしたくなるものです。
しかし、的確なアドバイスをしたいのなら、まずは、数字以外の部分をしっかり理解することが大事です。
数字は、立てた戦略・実行した戦術の結果でしかありません。
アドバイスしようにも、会社がどのような戦略を立て、どのように行動しているのかがわからなければ的外れなアドバイスになってしまいかねません。
では、どのようなことを理解しておく必要があるのでしょうか。
まず最低限とらえなければならないのは、市場・お客様・ライバルです。
どのような市場にいるのか、
拡大傾向にあるのか、縮小傾向にあるのか、
今後ほかの市場を検討しているのか。
これを聞くだけでも、かなり話は広がるはずです。
ターゲットはどんなお客様なのか。
BtoCであれば、性別・年齢・ニーズなど
BtoBであれば、業種、会社の規模(年商・社員数など)、課題など
このあたりは必須でしょう。
このライバルはかなり重要ですが、社長は意外に軽視していることが多かったりします。
聞いてみると「いないよ」なんてこともあるかもしれません。
でも、同じようなサービスをネットで調べるとたくさん出てきて、 社長もびっくり! なんてこともしばしばです。
これらを踏まえたうえで
自社の強みがどこにあるのか。
選ばれている理由は何なのか。
なんてことを聞いていただくとお客様のことをより深く知ることができます。
また、一緒に聞いていくことで社長も自分で気づいていなかった自社の強みを再認識することもあったりします。
(これだけで、十分コンサルティングですね。)
数字をアドバイスする前に まずは「お客様をしっかり知る」 ここから始めていただければと思います。
3月のセミナーで経営者一日体験ゲームを行います。
参加してみてはいかがでしょうか。
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東京会場 3月 22日(水) 10時〜18時
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