古田土式月次決算活用講座
一覧はこちら

第51回 古田土式月次決算書
「会社をよくするには、トップが○○を考えること」

、(2016.12.21)

 オックスフォード大学から発表されたある論文。

 そこには、10年後に90%の確率でなくなる職業がかいてあります。
レストランの案内係、スポーツの審判、ネイリスト、電話オペレーター
そして、簿記・会計、監査の事務員・・・

 このように会計事務所の仕事は、将来なくなることが明示されました。

 2016年になり、AI・ビックデータを活用したFintechの発展は目覚ましく、今まで、人が行ってきたことが機械にとってかわられることが現実のものとなってきています。

 しかし、生き残っていかなくてはなりません。

 そのためには、変化に対応し、トップが戦略を立てることが必要です。

 ダーウィンは進化論の中で

最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。
唯一生き残るのは、変化できる者である。

 と、説いています。

 これを経営に置き換えたときに該当するのが「戦略」

 戦略は、時代の流れを読み会社が生き残るべき方向を決めることにあります。

 例えば、弊社では、月次決算書と経営計画を商品として、これが必要なお客様をターゲットとしていくことが戦略です。

 先生は戦略を立てていますか。

 WEB広告に力を入れる、営業を強化する
これらは戦略ではなく戦術。手段にすぎません。

 会社としての戦略を立てること、これが社長の仕事です。