古田土式月次決算活用講座
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第34回 古田土式月次決算書
「会計事務所で簡単に作れる商品とは?」

 私達、会計事務所は、税法・会計の知識でお客様の悩みを解決することがサービスの中心です。

 このように形のないサービスが中心ですと、お客様にサービスの良さを伝えるのが難しいと思います。それを補ってくれるのが、型を作り商品化することです。

 私達が提供している古田土式月次決算書や経営計画書がこの一例となるのですが、とは言っても、「商品なんてなかなか作れないよ・・・」という先生のために、今日は会計事務所で簡単に提供できるようになる商品を一つご紹介いたします。

 それは、「決算前検討会」です。

 どの会計事務所でも、決算は必ず行うと思います。

 ただ、決算自体は、税法・会計の知識を使い行うことになるため、お客様に価値を伝えるのは難しいと思います。

 そこで、決算を迎える前に、着地予測を立て、納税額を予測し、節税案や利益対策案を提案する時間を取るのです。

 しかし、ただ、普通にお伺いして行ってはいけません。それではただの打ち合わせになってしまいますので。

 やりかたは以下の通りです。

ステップ1
お客様に、「決算前検討会」を行います!と通知し、日程を決めます。

ステップ2
・損益着地ができるような資料
・月次推移損益計算書
・通常の試算表(単月)、(累計)
と合わせて、表紙をつけて商品を作成。

ステップ3
当日、資料を持ってお伺いし一緒にシミュレーションを行ったり節税案を提案する。

以上です。

 お客様も、決算前に着地や納税額が分り、資金準備もでき、とても喜でいただけます。

 決算前検討会、簡単にできますので、是非、商品化してはいかがでしょうか。