会社は社長一人で利益を稼ぐことができるでしょうか。 ・・・はい、もちろんできません。利益を稼ぐのは、社員の協力なくしてはできないのです。 では、その社員に協力してもらうには、どのようにしたら良いでしょうか。 答えはいくつもありますが、一つの方法として、会社の利益を他人事ではなく、自分事として捉えてもらうことが挙げられます。 そのための一つの施策が、今回のテーマ「利益を定義する」です。 利益の定義は2つです。 (1)社員を守るためのコスト (2)事業存続費 すなわち、社員を守るためには、「利益を稼がないといけない。事業を存続させなければ、社員の皆さんを守れないので利益が必要になる」という考え方です。 これを明確に社長が社員に伝えることによって、「利益は社長が肥えるためだけのものではない」ということを理解していただくのです。 もちろん、一回で理解していただくこと難しいです。ですから、繰り返し、繰り返し、この定義を伝えていくことが必要となります。 大したこと無いように見えますが、この様な考え方の積み重ねが、会社を全社一丸体制へと導いてくれ、利益をもたらすようになるのです。 参考にしていただければ幸いです。 |