古田土式月次決算活用講座
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第28回 古田土式月次決算書
「孫正義は今のソフトバンクをどのように築いたのか?」

 今や日本を代表する企業となったソフトバンク。その代表しているのが、先生もご存知の「孫正義」氏です。

 なぜ、孫さんは、ソフトバンクを今のように成長させることができたのでしょうか。実は、そこにはあるゲームの存在が影響しています。

 その名は、『マネージメントゲーム』

 1980年にソニーで開発されたこのゲームに出会い、孫さんは、経営のコツを理解されたとか・・・。「マネージメントゲームを体験していなかったら今日のソフトバンクはない」と絶賛していたそうです(文芸春秋 1996年11月号にて)。

 孫さんもインストラクターの資格を有し、ソフトバンクアカデミア(未来の経営者を育成する講座)でもマネージメントゲームを取り入れているようです。

■マネージメントゲームとは

 経営とは? 決算とは? 資金繰りとは? 販売とは? 人員配置とは? 会社を経営する上で必要なことの大部分がゲームを通して理解できます。社長自身のスキルアップはもちろん、幹部・社員教育にも有効なゲームです。

 一人一人が社長となり、設備投資から社員の採用、商品仕入、広告、販売、借入、研究開発、そして決算書の作成まで行います。

 経営を体験することにより、戦略、決断力、計算力を学べ、利益計画・計画と実績のチェック・対策立案まで、策定することが出来るようになります。





 このゲームは、難しい経営指標を使うことなく、俯瞰的に経営をみることができるようになります。

 私たち古田土会計の社員は、全員1度は体験し、数字上だけで経営を理解するのではなく、経営者を仮想体験することで、より具体的な提案ができるように教育されています。

 数字を扱う立場であっても、現実の経営感覚を経験しているのと、そうでないのとでは、雲泥の差があると思います。

 まだ、このゲームを受けたことがないようでしたら、一度、受講されることをお勧めします。