あなたは、社長と話していて、すでに感じていると思いますが、中小企業の社長は、数字が嫌いです。 しかし、私たちは、数字のプロ。どうしても、試算表を使って伝えることになります。 社長は、数字が嫌いですから話半分です。そして、伝えられることは、 「売上がたりないですね。」 「利益率が悪いですね。」 「経費をかけすぎています。」 ・・・社長は、完全に耳をふさいでしまいます。 では、どのようにすれば伝わるようになるのでしょうか。では、どのようにすれば耳を傾けてくださるのでしょうか。 それは、数字をビジュアル化することです。 試算表の数字を面積で表現し、売上・売上原価・粗利益額・固定費・経常損益額をそれぞれ色わけして、イメージで数字が伝わるようにしてあげるのです。 これだけで、数字が羅列された試算表よりは興味を示してくださいます。 あとは、経常損益額の面積が増えるようにするために、どの面積を大きくし、どの面積を小さくするのかを一緒に考えていくのです。 私たちは、数字のプロであるが故、なんでも数字で伝えようとしてしまいますが、社長はそれを求めていません。 聞く側の視点に立って物事を考えることで、伝わり方は、大きく変わるようです。 |