財務体質・・・ よく使う言葉です。 しかし、お客様に、「うちって、財務体質いいの? 悪いの?」と聞かれて、自信をもってお答えできているでしょうか。 「良いと思うが、具体的にどこがとか質問されたら答えられる自信がない」 「下手なこと言えないから、後で調べて答えることにしよう」 「どうしたら良くなるか? なんて、さらに聞かれたら答えられない」 この様に感じられたことはないでしょうか。 よく使う言葉であるものの、伝わる様に説明できないのが、財務体質です。 なぜ説明できないのか。 それは、財務体質を説明するには、
からです。 でも、あの数字ばかりの無機質なB/Sを読み解くには、会計を専門に扱っている我々でさえ一苦労。 ましてや、それをお客様に理解してもらうと思うと、さらに難易度が上がってしまいます。 しかし、古田土会計の会計担当者は、財務体質を簡単に説明できています。 それはなぜか? それは、財務体質を説明するために必要な「あるポイント」を知っているからです。 そのポイントとは、
ということです。 これができれば、簡単に財務体質が良いか悪いかが分かってしまいます。 順に説明して行きます。 (1)損益のお金 いわゆる営業活動によって得たお金をさします。 創業時からの儲けでみるため、繰越利益剰余金がここに入るのがポイントです。 (2)固定的なお金 長期的に返済、償却するようなお金をさします。 プラス要因では、資本金や長期借入金、マイナス要因では、建物などの固定資産が上げられます。 (3)売上仕入に係るお金 いわゆるサイトに伴うお金です。 売掛金や買掛金が該当します。 (4)流動的なお金 上記に含まれない、短期的にプラス・マイナスが起こるようなお金です。 未払金や預かり金などが該当します。 これらに分類し、番号が若いところでお金を持っていればいるほど、財務体質が安定していることになります。 自社のお客様の数字で実際に試してみてはいかがでしょうか。 |