IFRS適用検討実施会社は213社(16/04/20)
東京証券取引所は4月13日、「会計基準の選択に関する基本的な考え方」の開示内容の分析結果を公表した。これは2014年11月に決算短信の作成要領が改定され、年度の決算短信で新たに記載が求められるようになった「会計基準の選択に関する基本的な考え方」について、上場各社の記載状況を集計・分析したもの。 これによると、分析対象会社(3,194社)のうち、IFRSの適用についてのスタンスを示している会社は次のとおり。
IFRS適用済会社とIFRS適用決定会社を足すと100社を超えている。注目すべきは、その他にもIFRS適用予定会社が32社、IFRS適用に関する検討を実施している会社が213社に上るという点だ。「IFRS適用に関する検討を実施している会社」には将来のIFRS適用の可能性のみに言及している会社は含まれていないことから、「IFRS適用に関する検討を実施している会社」は実際にはもっと多いものと思われる。これらの会社でIFRS適用が進めば、トップ企業に偏っているIFRS採用会社のすそ野が広がり、上場会社ひいては上場準備会社におけるIFRSの採用が加速度的に進む可能性がある。 (情報提供:日本IPO実務検定協会)
|
Powered by 株式会社上場ドットコム,Copyright(C) Jyoujyou.com, Limited , 2016, All rights reserved. Copyright SEIKO EPSON CORPORATION 2016, All rights reserved. |