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上場企業の役員向け情報サイトがスタート
(14/04/14)

 上場準備企業では、コンプライアンスやコーポレート・ガバナンスに関する知識不足に悩む取締役・監査役が少なくない。役員としての経験値が少ないから、いたしかたない面があるとはいえ、上場後は投資家の資金を預かる立場となり、責任も倍増だ。かといって、分厚い専門書を読み解く時間も能力もない。そのような悩みの解決に一役買うのが、「上場会社役員ガバナンスフォーラム」だ。上場会社の役員が業務遂行に必要な知識・ノウハウを効率的にマスターすることを目的とした会員サイトである。特色は、なんといってもTMI総合法律事務所と新日本有限責任監査法人がコンテンツの作成協力とナレッジサポートを手がけている点だ。企業法務分野における最高レベルの法律事務所と、我が国最大級の監査法人が手を組むことで、役員実務の「現場」で使える情報が満載となっている。

 同フォーラムでは、

役員に求められる様々な知識や役員が遭遇する事例を洗い出して体系化し、ケーススタディ形式にまとめた「ケーススタディ・役員実務」

取締役会等で話題にのぼりそうな、あるいは役員として知っておくべき最新情報を平日毎日(年末年始、GW、お盆の時期を除く)に配信する「役員向け最新情報」

といった情報提供に加えて、これらのコーナーではフォローし切れない個別性の高い実務上の疑問や悩みに弁護士や公認会計士などの専門家が簡易なコメントをする「役員実務相談」コーナーも設けている。

 コンプライアンスやコーポレート・ガバナンスといった分野は法令改正が頻繁といえる。それだけに、「最新の情報」にいつでもアクセスできるのは、インターネットを利用した会員サイトの利点である。上場後を見据えた役員・役員候補者の実務教育に最適のツールと言える。


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