4.画地調整率
 
(1) 奥行価格補正
 
 奥行価格補正は、宅地の一方のみが路線に接している場合に評価額が減額されることをいい、奥行距離に応じて奥行価格補正率(「奥行価格補正率表」に定める補正率)を用いて算定します。この奥行距離は、原則として、正面路線に対し垂直的な奥行距離によりますが、奥行が一様でない場合には、平均的な奥行距離によって算定します(具体的には(8)のロを参照してください)。
 例えば、次のA地のような場合です。
 
   宅地の一方にしか路線がないのですから、奥行が長すぎると、路線から離れた部分の利用効率が悪くなりますから、奥行が長い土地は評価額が低くなるはずです。
 また、奥行が短かすぎても利用しにくくなることがあるため、この場合にも評価額が低くなります。
 A地の奥行価格補正率は、下の「奥行価格補正率表」から「0.98」になります。
土地評価単価 =500千円×0.98=490千円
土地評価額  =490千円×30m×40m
=588,000千円

 

【平成8年以降の各年分の奥行価格補正率表】
地区区分
奥行距離
(メートル)
ビル街
地  区
高度商業
地   区
繁華街
地  区
普通商業・
併用住宅
地   区
普通住宅
地   区
中小工場
地   区
大工場
地  区
未満
0.90 0.90 0.90 0.90 0.90 0.85
以上 未満
0.92 0.92 0.92 0.92 0.92 0.90
0.93 0.94 0.95 0.95 0.95 0.93
10
0.94 0.96 0.97 0.97 0.97 0.95
10 12
0.95 0.98 0.99 0.99 1.00 0.96
12 14
0.96 0.99 1.00 1.00 0.97
14 16
0.97 1.00 0.98
16 20
0.98 0.99
20 24
0.99 1.00 1.00
24 28
1.00 0.99
28 32
0.99 0.98
32 36
0.98 0.99 0.96
36 40
0.99 0.97 0.98 0.94
40 44
0.98 0.96 0.97 0.92
44 48
0.97 0.95 0.96 0.91
48 52
0.96 0.94 0.95 0.90
52 56
0.95 0.94 0.88
56 60
0.94 0.93 0.87
60 64
0.93 0.86
64 68
0.93 0.92 0.85
68 72
0.92 0.84
72 76
0.92 0.91 0.83 0.96
76 80
0.91
80 84
0.90 0.82 0.93
84 88
0.91 0.90
88 92
0.81 0.90
92 96
96 100
100
0.90 0.80

 

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