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■会計事務所の仕事の真髄はアナログとデジタルの使い分け ―― 会計事務所が業務を自動化することの意味について教えてください。 勝平: 会社の経理でも、会計事務所の職員でも同じですが、今の会計ソフトは、借方貸方の知識がないと入力できません。簿記の知識、税務の知識がないとできない。しかし、「早業BANK」による変換に専門知識は要りません。約束事をしっかり守りさえすれば、正確な数字を落とし込むことができるわけです。ソフトで設定してしまうと簿記の知識は必要なくなります。ですから、専門知識を持った人たちの存在意義が薄くなっていくという問題が出てきます。ですが、その人たちにはもっと高度な仕事をしてもらうのです。それこそが、最終的な目的です。 ―― 業務の高度化は避けて通れない道ですね。最後に、今後のビジョンについてお伺いしたいと思います。 橋本: 今までやり続けてきたことを確実に形にしたら、必ずお客様も増えていくと思っています。今はセミナーをやっています。税理士法人共生会計を可能なかぎりたくさんの人に知ってほしい。セミナーに来ていただいた人たちにお客様になっていただき、今日お話ししたような合理的な方法があることを知っていただきたいと思います。
勝平:会計事務所のお客様は入口がアナログです。知り合いの紹介という、実に人間的な部分から入ってくる。ところが、中の処理はITが中心になってきています。いかに合理的に正確にやるかということです。その作業を越えると数字という答が出ますが、その後はまたアナログなのです。この融合をきちっとしないと、お客様の満足度は高まらない。ただ安ければお客様は喜ぶというものではありません。ですから、自動化の努力はしますが、最後は経営者の信条、やりたいことを理解して、それに対してお役に立てるような仕事ができれば良いと思っています。 個人の申告についても同じです。当社のお客様は不動産所得が多いのですが、それに関連して相続の仕事が発生してきます。不動産所得の個人の申告はデジタルでやる。しかし、相続対策はアナログですね。ですから、デジタルとアナログをうまく使い分けていかなければ事務所は伸びない。その辺の仕組みを確立して、お客様と経営についてしっかりと話し合っていける事務所にしていきたいと思っています。 ―― 税理士法人共生会計の今後の発展に期待したいと思います。ありがとうございました。 |
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