経営参謀に欠かせないマインド・スキル・センスの構築
経営参謀ベネフィットドクターの知恵(II) II 経営力は、3バランス (1)企業の価値「売上の拡大と利益の確保」 企業の存在すべき意義が確認される、重要なバランスです。 売上は、企業がお客さまに受け入れられてお役立ちできているかどうか、貢献のバロメーターです。 利益は、企業のお客様を成長させるパワーを造る企画ができたか、付加価値を創造できたか、のバローメーターです。 経営力は、これらの項目のバランスを見極め、把握して調整に着手するように、機能させます。 経営参謀は、決算書を見て経営力の機能向上ポイントをアドバイスし、経営者の経営力研きます。 (2)企業の起点「組織の躍動と人材の育成」 企業が成長に向かうスタートラインを整えるバランスです。 組織は、各部門の個性や特徴を結びつけ、相乗効果を作り出す仕組みです。組織を背景に各部門が+α機能の促進ができることが重要です。 人材は、すべての変化に対して先手で予防や解決ができなくてはなりません。個性に合ったレベルアップを促すことです。 経営力は、これらの項目のバランスとレベルを察知し、向上させることです。躍動する土台を固定化させるのです。 経営参謀は、目標管理をチェックし、達成状況によりアドバイスし、経営者の経営力を研きます。 (3)企業の展望「市場の把握と消費者の心理」 企業の前進のため、次の一手に何を選択すべきかを決定するバランスです。 市場は、企業と社会を一本のよられた縄で強固に結びつけるような関係です。需要と供給の現実から未来に向かう実体です。 消費者は、その時々の出来事や周辺の変化の影響を受けて、要求や欲求が変わります。難しくても予測を立て満足と感動を提供する実体です。 経営力は、これらの項目のバランスをとることにより、社会より求め続けられる存在価値のアピールとなります。 経営参謀は、マーケティングリサーチによるアドバイスで、戦略家になる経営者の経営力を研きます。 |