経営参謀に欠かせないマインド・スキル・センスの構築
「お客様企業のやる気と目標必達の職場づくり」への アドバイス・スキル(2) 2.上司の目標管理上の注意 目標管理はやらされた、押し付けられたという意識がないところでこそ、挑戦意欲がわきます。実施段階でも本人の自発性を重んじていかなければなりません。 1)実施計画を把握する 上司と部下が相互に納得できる目標設定ができても安心できません。「絵に描いた餅」にならないようにするためには、実施計画もしっかりチェックすることが必要です。先に述べたようにサブゴールを設定し、実現可能な計画と具体的努力の内容を確認します。 2)実施状況を確認する 週間報告、月間報告を提出させるなどして進捗状況を常に把握しておきます。サブゴールを基準にすると、本人の目標に対する弱点や強化ポイントが見えてきます。気づいた点があればすぐにアドバイスします。
2)の進捗状況を常に把握していれば、目標そのものが適切かどうかもわかってきます。もし、目標そのものを高くしたり、低くしたり修正する必要が生じれば、その理由について相互に話し合い、納得の上で変更し改善案を設定します。 |