代表・税理士の堀井弘三氏は1996年に友人の税理士と一緒に京都にて開業。税理士業務以外については特にインターネットの活用に注力された。その6年後、大阪市の官庁街とも言える現在の地で独立開業。そして、2010年4月、開業10周年を契機に、長い間親しまれた“アクト合同会計事務所”の名称を“マーカス経営会計事務所”と変更し、新たなスタートを切った。 同事務所は、大阪・京都・神戸を中心に、東京・静岡・高松・岡山・下関・博多などといった広い地域を対象として、中小企業・零細企業の熱いサポーターとしてビジネスの支援を行っている。 「私たちは、創業の時から、成長期・安定期を経て、ハッピーリタイア=事業承継・M&Aの時まで、ずっと、経営者の最強・最良のビジネスパートナーであり続けたいと考えています。」と堀井氏は語る。 この言葉を実証するように、同事務所の業務範囲は幅広い。税務会計一般に留まらず、中期経営計画の策定・実施支援や目標達成型人事制度の導入などを支援するマネジメント・サービス、経営者に万が一があった場合のリスク軽減のコンサルティングを行なうリスクマネジメント・サービス、企業買収・企業売却・企業再生などを支援するM&Aサービス、事業承継や相続税対策のプランニング及び実行支援をする事業承継サービスが用意されている。 さらに、株式公開までのプロジェクト後方支援・資本政策サポート・会計システムの再構築などを支援する株式公開支援サービス、事業計画策定サポート・法人設立代行・創業期の総務・経理業務代行を行う創業支援サービスなど、創業・会社設立から事業承継・M&Aまでをトータル的にサポートしている。事務所の名称に“経営”という言葉が付加されている意味が納得できる。 これらのサポート・メニューは、税理士業務全般を担うマーカス経営会計事務所を核として、関連会社である株式会社マーカス・マネジメント、株式会社マーカス・リスクマネジメント、株式会社マーカス・M&Aセンター(日本M&Aセンターへ加盟)、株式会社マーカス・創業サポートがそれぞれ担当し、マーカス・グループを形成している。
そして、同事務所では、(1)会計に強い経営者に! (2)自己資本力の強い会社に! (3)銀行に強い会社に! (4)リスクに強い会社に! (5)ハッピーリタイア! という“5つの想い”をもってお客様企業を支援している。 この“5つの想い”を実現するために、堀井氏はこだわりを持っている。まず、会計(月次決算)に対するこだわりである。「試算表は誰のために作っているのか? なぜ見てくれないのか? と素朴な疑問を持っていました。社長が見てくれる試算表を作成したい! 経営が見えたら社長は喜んで見てくれる! 簿記会計を知らない社長でも分かる試算表を作成しよう! と考えました。」と語る。 試行錯誤の結果、誕生したのが同事務所オリジナルの月次業績報告書“マーカス・レポート”である。従来、損益計算書に主眼が置かれがちであったが、同レポートは損益計算書・貸借対照表・キャッシュフロー計算書それぞれに着眼し、紙芝居的に作られたA4サイズ10〜15ページに及ぶわかりやすいレポートである。 まず、このレポートは“スピーディーな月次業績レポート”であることが特徴。「1ヶ月も経過していれば古新聞に過ぎず、情報価値はもうありません。経営課題の早期発見・早期治療のためにも、レポートは3営業日以内に報告することを基本としています。」とスピードへのこだわりを説明する。 また、同レポートは、大半の試算表ではわからない限界利益をベースとしていること、経営者が自由に使えるお金=経営可処分所得を明確にし、経営の柔軟性を見えるようにしていること、利益だけではなく資金に着目した業績管理であること、自己資本比率を正しく見えるような工夫をしていること等を特徴とする優れものである。“良い決算”のためには“良い月次決算”が不可欠ということだ。
次は節税に対するこだわり。「そもそも節税って何でしょうか? 正しい決算と申告をしていれば払わなければならない税金は、自ずと決まってきます。それ以上に納税額を圧縮するのは不可能なのです。正しい決算申告をすれば、ムダな税金は最初から払っていないからです。もし、ムダがあったとしたら、その場合は経営者の方々に相談される前にアドバイスしています。すべて事前に手を尽くしています。ですから、私どものお客様は節税ができません。正しい決算申告をしていますから、最初からムダが無いのです。」と説明する。 特にこだわっているのがお客様との積極的なコミュニケーションである。「お客様に依頼されてからのアクションでは手遅れです。常に、お客様の未来に先回りして積極的な提案、支援に努めています。正しい決算や申告、先回りのサービス、これらは、お客様との質の高いコミュニケーション無しでは実現することはできません。」と語る。同事務所のスタッフの目と耳はいつもお客様の方を向いている。そして、“勤め人には分からない経営者の考えや悩み”をキャッチしようと日々悩み、取り組んでいる。 「私は、学生の頃、簿記を学習してから今までずっと会計が好きで、飽きたりイヤになったことがありません。単純明快な借方・貸方の仕組みに感心したのが始まりで、会計原理や会計原則が大好きになりました。」と語るこだわりの税理士・堀井氏の勉強は、財務諸表論・会計理論へと進んだ。そして、商売が好きだったことと商売をする人と一緒に仕事がしたいという想いが相まって税理士の道へ。“好きこそものの上手なれ”とは、まさにこのことを言うのであろう。 (hi/se記)
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