資金繰り対策・銀行対策のためのいい税理士の見つけ方


第4回 価格だけで決めてはいけない

 インターネットで検索すると「月額顧問料5,000円」というように信じられない値段を提示してくる税理士事務所があります。

 もちろん、これは最低限のサービスだけで、あとはオプションで料金をもらって対応するというのならば話はわかりますが、5,000円で記帳から月次決算書まですべてを行うというのには、どうしても無理な場合があります。

 業務量や、企業と税理士の役割分担によって顧問料は異なります。

 実際の紹介会社の例をとってみても、「月額顧問料が安いところがいい」というご希望があっても、結果としては「価格」よりも「相性」「業界に詳しい」ことが決めてになることが多いようです。

 つまり、全体的なことを考えると「価格」だけで顧問税理士を決めてしまうのは早計かと思われます。