会計事務所経営に役立つ情報
(2015年10月)

「『想定問答集』があるとスタッフにも新設法人の営業を任せられます」

 クラウド会計の普及によって、会計事務所は付加価値の高い新たな仕事に取り掛かることが求められます。その「新たな仕事」として注目されるのが新設法人マーケット。新設法人からのニーズが高い記帳代行とパックサービスにして売り出せば、新たな価値を創出できます。人気情報教材『新設法人完全攻略キット』の利用者の声として、福岡雅樹氏(公認会計士・税理士・中小企業診断士)に話を聞きました。


開業時にこうしてパッケージ化されたツールがあると心強い

─利用していかがでしたか?

福岡氏:
私はゼロベースで独立開業しました。そして、開業前も営業の経験はなく、どのようにして営業すればいいのかが分かりませんでした。

営業ノウハウに関する情報を自力で一つひとつ収集する手もありますが、ノウハウを勉強するのは時間がかかります。なので「新設法人完全攻略キット」のように、ノウハウが一つのパッケージにまとまっていると、大幅な時間短縮になるでしょう。開業時に、このようなツールがそろっていると心強いでしょうね。

─コンテンツの中身では、どのような箇所がよかったですか?

福岡氏:
「想定問答集」という、新設法人対応でよくある質問に対してどう答えるか、というのが具体的に書いてあるものが、非常に役立つのではないでしょうか。恐らく、所長先生はこの程度の中身はご理解していると思います。しかし、スタッフの方に任せるとなると、所長の頭の中にある知識・ノウハウを伝えるのは大変です。そういった状況下で、目に見える想定問答集は重宝するでしょうね。

─記帳代行のツールに関してはいかがですか?

福岡氏:
記帳代行に必要なツールがそろっています。具体的に書かれていて、業務フローが明確に記されているので、実践的で便利です。

新設法人のお客様は、経理や記帳について、何をどうすればいいのか分からない状態です。会計事務所側でしっかりとした業務フローがあって「こういう風にやってくださいね。この後はこちらでこのように処理します」と、ツールで示せるのがいいですね。「新設法人+記帳代行」は、お客様自身もよく分かっていないので、非効率な状況が発生しがちです。「新設法人完全攻略キット」は、こうした非効率な部分を効率的にできるツールがそろっているので、これまで新設法人マーケットを避けていた会計事務所さんは、扱いやすくなるでしょうね。


所長が理解しているノウハウをスタッフに共有させるのは大変

─福岡先生は新設法人の新規獲得に力を入れていますが、毎月どのくらい獲得されていますか?

福岡氏:
月によってバラツキがありますが、新規獲得は月に3〜4件ですね。新設法人が中心ですが、乗り換えも多少あります。新設法人はほとんどWebからで、乗り換えは紹介が中心です。

─最後に恐縮ですが、「新設法人完全攻略キット」の推薦のお言葉をお願いします。

福岡氏:
正直に申し上げると、この「新設法人完全攻略キット」は、新設法人をターゲットとしている所長先生にとっては、特別目新しい知識やノウハウは少ないです。しかし、自分の知識やノウハウをスタッフに共有させて、マニュアル等を作成するのは、なかなか大変です。私も現在、そこに苦労しています。なので、スタッフに新設法人の営業や実務を任せたいと考えている会計事務所は、ぜひ「新設法人完全攻略キット」を活用することをおすすめします。


新設法人完全攻略キット