(2014年7月)
契約率がアップする! 紹介が増える! 事務所の生産性が上がる! 次々と新規契約を増やしている会計事務所もあれば、契約を打ち切られて顧問先を減らし続けている事務所もあります。その差はどこにあると思いますか? 実は、この差はコミュニケーション能力にあるのです。 顧問先との良好な関係の維持=売上の維持には、コミュケーション能力が必須。では、コミュケーション能力を向上させるのに方法はあるのでしょうか? たった「4タイプ」の分類が人間関係を飛躍的に向上させる 新規拡大で契約率が高い人とは、どんな人だと思いますか。 「押しが強い人?」 「トークが上手な人?」。 間違いではありませんが、決定的な答えではありません。契約率が高い人とは、コミュニケーション能力が高い人なのです。 たとえば、一般の経営者が会計事務所を選ぶときに、どのような基準で選ぶでしょうか? 「優秀かどうか」でしょうか? 「税務の知識があるかどうか?」でしょうか? 会計事務所は一般の方からは「違いが分かりづらい」と言われています。なので、優秀かどうか、知識があるかどうかは、判別しようがありません。 会計事務所はお客様の財布の中身を調べるような仕事。話しやすさ、相談しやすさが第一です。それには「相性」が大きく作用するのです。会ってみて「この人なら話しやすい」という印象を与えられるかが重要になってきます。 人間誰でも相性の良い人、悪い人の双方がいます。できるだけ相性が良い人が多いほうが、セールスは成功します。それには相手に合わせたコミュニケーションを取れることが大事なのです。 「あの人とはウマが合わない」には理由がある 「この人は苦手」 「あの人とはどうもウマが合わない」 「この人の前では言いたいことが言えない」 誰でも一人以上は、そんな人がいるはずです。実は、こうした人間関係の「モヤモヤ」が、組織に大きな損失を与えています。 では、どうして特定の人を苦手と思うのでしょう? 答えは実に簡単。「カラーコード」が違うからです。 人間の外側に表れた、直接目で観察できる行動パターンは以下の4つのタイプに大別できます。 ●Yタイプ(キーワード「オープン」、表出性:+、支配性:+) ●Pタイプ(キーワード「受容」、表出性:+、支配性:−) ●Gタイプ(キーワード「慎重」、表出性:−、支配性:−) ●Bタイプ(キーワード「主導」、表出性:−、支配性:+) 「たった4つ?」という声が聞こえてきそうですが、実際たった4つに大別できるのです。 各4つのタイプの違いを受け入れ、柔軟性をもって対応すればどんな人とも円滑なコミュニケーションがとれ、対人関係が良好になり、必ずビジネスがうまくいくのです。 この理論を事務所の職員研修に導入すれば、社内のコミュニケーションがぐんぐん向上し、業績に劇的な変化をもたらす可能性が十分にあります。 |