(2013年4月)
今すぐ客の囲い込みのためにSEO対策とリスティング広告が必須 情報収集の手段が多様化検索エンジンのニーズが減少? アメリカのPR Newswire社が昨年11月に行った調査(対象はアメリカ在住の18歳以上)によると、情報を探す・得ようとするときに、31%のユーザーが検索エンジンを使っていないと答えたという。 インターネットの黎明期にYahoo!が登場して以降、Googleという検索エンジン界の巨星が今なお大きな影響力を保持しているが、検索エンジンへのニーズは今後少しずつ減少していく可能性がある。 ユーザーがどのようにして情報を得ているかを理解することは、Webマーケティングにおいて重要なポイント。では、情報を得るために検索エンジンに頼らずにどのような方法で目指す内容を探しているのだろうか。 重要なのは「関連記事」情報収集方法が省エネ化している 先ほどの結果は、「検索エンジンは、コンテンツを探す時の最初の一歩としてはもう使っていないという人が3人に1人は存在する」という事実を明らかにした。では、一方で、増えている方法はあるのだろうか。 対照的に増えているのが、「関連記事をクリックする人」。その数は全体の48%に及んでいる。 関連記事というのは、ブログなどの情報系メディアでよく見るであろう、記事の下に表示されるタイトル一覧だ。 要は、任意の記事を見たユーザーは「他に似たような面白い記事はないか」「なんとなくこれに似た記事はないか」と無意識のうちに考えており、似たタイトルを読み終えた記事の直下に置くことで、そちらの記事への導線として機能できるということだ。 この辺りは、インターネットに日常的に触れているユーザーであれば実感できるかもしれない。 これは言い換えれば、検索エンジンを使って能動的に記事を探しに行くニーズはもちろんゼロではないが減っており、情報を集める際の手間ひまが省エネ化しているというのが現在のトレンドとなっている。ファーストフードではないが、速く、楽に、読みたい記事を手に入れたい、ユーザーはそう考えていると言えそうだ。 検索するユーザーは「今すぐ客」 SEOとリスティングは不可欠 能動的に記事を探すのではなく導線に従って情報を集める受動的なユーザーが増え始めている、そんな動きが見えてきたなかで、それでもなお「検索エンジンを使うユーザー」はどのようなニーズを持っているのか。それは今すぐ解決したい問題を抱えているユーザー、つまり今すぐ客だ。 会計事務所の業務は接骨院や病院と似ている。どちらも切羽詰まって問題を解決したいと悩んで訪れる。今すぐ解決したい問題を抱えている。 ならば、会計事務所のW e bマーケティングにおいて、この今すぐ客をどうやって実際のクライアントにするかを考えて対策を講じる必要があるだろう。 具体的には、長期的な視野でSEO対策を施し、短期的には予算を投じてリスティング広告を打つ。検索エンジンで上位に表示されなければユーザーに見つけてもらえない。検索エンジンを使って情報を集めるユーザーが減っているからこそ、検索エンジン対策が以前より一層重要になっているのだ。 SEO対策やリスティング広告を行う際、その業界に対する知識が必要になる。税理士関連の検索語句に変化が見られるいま、むやみやたらに予算を投じてもお金ばかり掛かって成果が出ないという最悪な結果に陥る可能性が高い。 SEO対策やリスティング広告にお悩みの方はぜひ、弊社のWebマーケティングサービスをご利用いただきたい。 |